# ARAI

新井 敬祐

2014年度入社
建築学部 工学科卒
新井敬祐
Keisuke Arai

1日のスケジュール例


8:30
・朝礼
9:00
・現場確認
9:30
・事務作業
12:00
・休憩

13:00
・協力会社との打ち合わせ
14:00
・現場確認
17:30
・清掃確認
18:00
・業務終了

改修の仕事だからこそ見つかる、建築の奥深さ

学生時代は建築学部に所属しており、そこでは計画・意匠・構造・環境という4つの設計分野があったのですが、私は特に環境を中心に行っていました。環境は主に空調に関する設備や構造の設計を見ていくのですが、ここで学んだ用語や図面の書き方、計算の仕方などは今の仕事でもそのまま役立てることができています。戸田ビルパートナーズは、同じ大学の先輩が働いており、また、建物の改修をメインで行っている点に興味を持ち、入社しました。改修は、その名の通り現存する建物を新たにつくり直すことなのですが、昔に建てられた建物は現代のそれとは構造やつくり方が全く異なります。時には、現代の技術でも再現できないのではないかという納め方が見れたり、どうやってこの強度を実現したのだろうと驚かされることもあり、新築とはまた違った楽しみがありますね。正直、それ以外の条件はほとんど気にせず入社を決めてしまったのですが、今でも満足度高く働けており、当時の直感を信じて良かったと思います。

大切なのはこれまでの学びではなく、これからの学び

私は現在、建築部建築第一部建築工事課に所属し、改修関連の設計及び施工の管理を担当しています。実際に働いてみて感じたのは、図面通りに行くケースはほとんどない、ということです。図面は言ってしまえば机上の空論。現場に持って行けば、思いもよらない課題やトラブルが待っており、それらに対していかに柔軟な発想で乗り切っていけるかが、この仕事での腕の見せ所と言えるでしょう。時には突飛なアイデアが求められることもあり、一つとして同じ現場がないからこそ、毎日が刺激的です。学生時代の学びを活かすことはできますが、本当に大切なのは一つひとつの現場でいかに多くのことを学べるかどうか。そう考えると、学生時代よりも今の方がたくさん勉強し、知識を吸収できているような気がします。様々なトラブルを乗り越え、自分が描いた筋書き通りに施工が進んで行ったときは心地よいものですし、お客様から感謝の声を頂けると、今までの苦労が一気に報われますね。

目標を持つことで、やりがいとモチベーションが高まる

戸田ビルパートナーズは、風通しの良い環境があり、先輩や上司との距離が近いのが魅力です。困ったことがあればいつでも相談に乗ってくれますし、若手が仕事を進めやすいように、裏でしっかりフォローしてくれていたりもするんです。また、社長が現場出身ということもあり、現場で働く社員の気持ちを理解してくれているのも強みだと思います。他の会社ではあまりないと思いますが、設計や施工の人間でも、頑張りに応じてインセンティブが出るんですよ。働く環境としてはこの上ないものが揃っているからこそ、それらをどう活かしながら、自分を成長させていくことができるかを考えることが大切だと思います。社会人ともなると、自分の道は自分で見つけていかなければなりませんし、そもそも目標がなければ仕事に対するやりがいやモチベーションも感じにくいものです。仕事のことでも、趣味のことでも、家族のことでも、どんなことでも構いませんので、目標をしっかり定めた方と一緒に働いていきたいと思います。